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Alfresco Intelligence Services

機械学習(AI)サービスと連携させAI-OCR処理、分類やタグつけの自動化、文書の関連性や類似性の判断などを自動的に行えるようにします。

Alfresco Intelligence Servicesとは

Alfresco Intelligence Servicesとは、Alfresco Content Servicesと人工知能(AI)と連携させるアドオンです。膨大な文書情報の管理やプロセスを人工知能(AI)によって属性付与や承認プロセスの自動化や、正確なOCR処理も可能になります。OCR (光学文字認識)/ ICR(インテリジェント文字認識)によって、認識した結果を属性に値として登録するなど行えば電子帳簿保存法にも簡単に対応できます。

動画ファイルを保存時にバックグラウンド再生で文字をおこしを行い、検索インデックスとして活用したり、書式で取引先を判断して適切なフォルダへ移動したり、Alfresco Intelligence Servicesの活用によって人員を増員せずに多くの業務に対応するだけでなく、デジタルトランスフォーメーション化(DX化)にも大きく前進することができます。


さまざまな人工知能(AI)サービスと連携

代表的なサービス名

概要

参考用途

Amazon Textract

スキャンしたドキュメントからテキスト、手書き文字、およびデータを自動的に抽出する機械学習 サービスです。

書類データから手書き文字やテキストを抽出することで、テキストデータを生成します。属性データとして利用することで書類データを構造化して管理できるようになります。

Amazon Transcribe

自動で文字起こしができるサービスです。 自動音声認識の技術で、音声ファイル・動画ファイルなどの文字起こしや、会議などのリアルタイム文字起こしに活用できます。

ZoomやTeamsなどの会議録画データやボイスレコーダーの音声データなどから文字起こしを行い、自動で議事録作成や検索キーワードとして活用できます。

Amazon Rekognition

コンテンツの画像や動画から不適切・危険を識別したり、顔検出と分析、著名人の識別などを行う機械学習 サービス

画像や動画から判断して適切なラベル付けを行えます。
入稿フォルダに書類や画像を登録すれば、書類イメージから取引先を判断させて担当部署に通知し、フォルダを移動するなどのプロセスの自動化に役立てることが可能になります。

Amazon Comprehend

機械学習を使用して、テキストからインサイトや関係性を発見するための自然言語処理 (NLP) サービスです。

法的書類の管理 / 保険金請求書類や不動産住宅ローンの関連書類など関連性を確認することができます。
インターネット上の関連情報を紐付けするなどテキストマイニングに役立てることも可能です。


書類や画像イメージからのデータ抽出(インテリジェント文字認識への適用)

Alfresco Intelligence ServicesをICR(インテリジェント文字認識)として活用すれば、印刷された書類の読み取りだけでなく、手書き文字もテキストデータとして変換でき、対象となる属性に値を入力します。

たとえば取引先、取引金額、取引日が検索要件となる電子帳簿保存法への対応は、Alfresco Intelligence Servicesによって自動的にデータを入力できます。すべての結果が正しいとは限りませんので、入力された値の確認ワークフローによって確定できるのがAlfrescoとしての使い方です。


画像・録画データのコンテキスト化

Alfresco Intelligence ServicesをRekognitionサービスと連携させれば、画像や録画データなどから適切に自動タグ付けを行えます。

Rekognitionサービスから得たデータを条件にワークフロー実行や属性付与、ファイル変換や移動などのフォルダルールを作成することで、業務プロセスの自動化が可能になります。

たとえば、

  • 請求書と判断したらICR(インテリジェント文字認識)処理を実行させる。
  • 書類の種別を判断させて書類手続きプロセスを自動化させる。
  • 印刷・出版会社などで素材が特定フォルダに入稿されたら判断されたデータをもとに業務を自動化させる。

などの用途に利用できます。


自然言語処理(NLP)によるデータ識別・判断処理・機械翻訳

自然言語処理(NLP)とは人間の言語(自然言語)を機械で処理し、内容を抽出する技術のことです。

Alfresco Intelligence Servicesと自然言語処理(NLP)と連携させれば、さまざま用途に応用ができます。

たとえば、

  • 社外秘扱いと判断される文書が保存されたらアクセス制限をかける。
  • 障害報告書が保存されたら、その文脈を判断して重要度判定や障害種別の分類(タグ)を行う。
  • 外国語の文書が保存されたら翻訳したテキストを生成する
  • 文章や文脈から他文書やインターネット情報などとの関連性をチェックする

などの用途に利用できます。


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